袋井市（愛野・高尾）に借りれる闇金や個人間融資はある？

袋井市で活動しているヤミ金業者や個人間融資の実態

袋井市は、豊かな自然と歴史が共存する穏やかな街ですが、残念ながら、この地域を対象とした違法な金融業者の存在が確認されています。かつては電柱の貼り紙やポストへのチラシ投函といった手口が主流でしたが、今はその姿を見ることはほとんどありません。現代のヤミ金は、より巧妙に、私たちの目に見えにくい場所で活動を続けているのです。

SNSに潜む甘い罠…個人間融資の危険な実態

「ブラックでも即日融資！」「無職でもOK、まずは相談ください」「多重債務者の方、力になります」。こんな甘い言葉をSNSで見かけたことはありませんか？特に若い世代が多く利用するTwitterやInstagram、TikTok、Facebookでは、「#お金貸します」「#個人融資」「#即日現金」「#ブラックOK」「#無審査」といったハッシュタグを使い、お金に困っている人を巧みに誘い出します。そして、ダイレクトメッセージを通じてLINEへ誘導するのが典型的な手口です。

「個人同士だから安心」なんて思っていませんか？でも、その多くは個人を装った悪質なヤミ金業者なんです。

法外な金利であなたを苦しめます。例えば、正規の業者の上限金利が年20%なのに対し、ヤミ金は「10日で3割」や「1週間で5割」といった、ありえないほどの高金利を要求してきます。初回は1万円～3万円程度の少額融資から始まり、返済実績に応じて信用させ、気づけば5万円、10万円と融資額が増え、利息地獄から抜け出せなくなってしまいます。

ヤミ金の金利例

・1万円を借りて、10日後に3割の利息を上乗せして1万3千円を返済
・3万円を借りて、1週間で5割の利息を上乗せして4万5千円を返済
・5万円を借りて、トイチ（10日で1割）で5千円の利息を支払い続ける

巧妙化するヤミ金の手口と袋井市（袋井・川井）の実態

最近では、「後払い（ツケ払い）現金化」や「先払い買取現金化」といった新しい手口も増えています。これらは一見、金融取引には見えませんが、実質的には高金利の貸し付けと同じです。他にも、携帯電話を契約させてだまし取る「090金融」や、別の業者を紹介するだけで高額な手数料を取る「紹介屋」、債務整理を装って金銭をだまし取る「整理屋」など、その手口は多岐にわたります。

「自分は大丈夫」と思っていても、手口はどんどん巧妙になっているので、注意が必要ですよ。

袋井市内でも、ヤミ金や個人間融資を利用している人は少なくありません。そして、その多くが違法な業者だとわかった上で利用しているという現実があります。駅前や高尾、愛野といった人通りの多い場所で会って契約や現金の受け渡しをすることもありますが、基本的には非対面でのやり取りが中心です。証拠を残さないよう、銀行振り込みではなく現金手渡しにこだわる業者もいます。

ヤミ金は様々な場所に潜伏し、集客を行っています。主な例として、SNS（Twitter、Instagram、TikTok、Facebook）での勧誘、個人間融資掲示板への投稿、そしてLINEを使った直接的なやり取りなどが挙げられます。昔のように事務所を構えて営業することはほとんどなく、大きい都市で組織としてやっている場合もあれば、自宅で1人でひっそりと個人間融資をやっている場合もあります。

見えないところで活動しているからこそ、私たちが気をつけないといけないんですね。

ここに注意

融資を申し込む際に伝えた個人情報が悪用されるケースも後を絶ちません。免許証の写真や連絡先が他の業者に売られたり、インターネット上に晒されたりする危険性があります。また、個人情報を抜き取るだけの詐欺サイトも多いので注意が必要です。